代表あいさつ

マラウイ(Malawi)という国をご存知ですか?
マラウイはアフリカの南東部にある小さな国です。
多くの日本人は「アフリカ=貧しい」というイメージを持っていますが、マラウイももれなく、高い失業率、不十分な教育、不十分な医療…といった、多くの貧困問題を抱えています。
雇用問題に目を向けると、就労意識や職業スキルがあっても、仕事を得られない人が沢山います。
就職ができない理由には、貧困国であるために求人数が著しく少ないということが挙げられます。また、マラウイにはハローワークのような職業紹介所はありませんし、学校には就職課(キャリアセンター)がありません。そのためマラウイの人々は、ただでさえ少ない求人に応募する場合でも、自力で就職活動を行うしかありません。
そこで、「仕事がしたい」というマラウイの人々を支援するため、仕事創出、就労支援、キャリア教育を目的とした、WORKMATE AFRICA(ワークメイト アフリカ)を設立しました。
WORKMATE AFRICAは、趣旨に賛同してくださる日本人ボランティアスタッフだけでなく、「マラウイでの活動はマラウイの人々と」をモットーに、マラウイ人ボランティアスタッフとも一緒に活動を行っていきます。
設立間もない団体であり、できることは限られていますが、長期的な支援を行っていきたいと考えています。
皆様のご理解とご支援を、よろしくお願いいたします。
(代表・大野和美)

【代表者略歴】
大学卒業後、ソフトウェア開発企業にてプログラマーとして勤務。
2010年3月から2012年7月まで(2年4ヶ月)、マラウイのナミテテ職業訓練校でPCインストラクター(青年海外協力隊)として活動。